星琳高校(北九州市八幡西区青山3)食物調理科の生徒とローソンが共同開発した「あまおう苺メロンパン」の販売が5月31日、福岡県と山口県下関市(旧豊北町と旧豊浦町は除く)内の店舗で始まった。
商品開発に携わった同科は、地元のイベントで地元食材を使用した商品の販売を行うなど、地域のまちおこしのためにこれまでにもさまざまな取り組みを行っている。「昨年10月からメニューの選定や商品仕様の確定、パッケージのデザインまで、美術部とフードクリエーション部の部活活動として、ローソンの商品部と一緒に商品開発に取り組んできた」と同校進路指導部長の川端さん。
「あまおう苺メロンパン」は、福岡県遠賀産の米粉を使用した生地にチョコチップ入りのメロンパン生地をかぶせ、福岡県産「あまおう苺」のいちごクリームとミルククリームをサンドした福岡県ならではのメロンパン。「いちごのおいしそうな色をパンに仕上げるのに苦労した」とフードクリエーション部部長の峯さん(2年)。
同日、生徒4人がローソン八幡永犬丸(やはたえいのまる)店で店頭販売も行い、来店客に声を掛けた。
販売目標は5万個。6月末まで。