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エリア特集2014-09-17

「街じゅうアートin北九州2014」小倉・紫川周辺にアート23作品

 小倉・紫川河畔で9月6日から始まった「街じゅうアートin北九州2014-Art & Technology 10th」をNPO法人「創を考える会・北九州」のキュレーター・自見のり子さんと一緒に作品巡りをした。

 「リバーウォーク北九州」(北九州市小倉北区室町1)の館内各所や、紫川河畔の緑地帯、小倉城大手門広場、「井筒屋」(船場町)館内などに、参加アーティスト16組(人)23作品が展示されている。同NPO2年おきに行うアートイベントで、アーティストの制作や素材提供を地元企業が支えるかたちで開催され今回で4回目。

 参加アーティストは、新作展示をする今尾誠さん、木村崇人さん、坂井存さん、鈴木淳さん、先崎哲進さん、冨永剛さん、LICCAさん、大森今日子さんと古森弘一さん。これまで発表してきたものを再度展示する青木野茂さん、牛島均産さん、久保田弘成さん、國府理さん、中西信洋さん、藤浩志さん、ロイック・ストラーニさん、渡部裕二さん。

 リバーウォーク北九州の1階、「エナジーコート」ではLICCAさんが既存の噴水の動きをたくみに利用したオブジェSAPIENTA ES MACHINA コフクタワー」を展示している。一定時間おきに音楽とともに飛び出す噴水をプレキシガラスやステンレスで作ったオブジェが受け止め、館内のBGMを模した鈴が軽やかな音を奏でている。「まるで、もともとそこにあったかのように違和感なく、クールさやかっこよさを兼ね備えた作品」と自見さん。

 近くには、上層階から流れ落ちる水を、叩き出した鉄で人体を模したオブジェで受け止め還流させる、今尾誠さんの作品「雲古転生2014が置かれている。「リバーウォーク北九州自体が『循環型システム』の構築を謳っている。施設のコンセプトとなじむ」という作品の説明とエロティックな造形が醸し出すコントラストがひときわ目を引く。

 地下の「SAKODA」入口近くには、木村崇人さんによるステンレス加工技術を応用した作品「地磁気の部屋」が置かれている。強力なライトや磁石を利用し、レーザー加工によって繰り抜いた白鳥を、磁力によって動かしたり、強力なライトで数ミリの穴を通して白鳥の形を見せる「科学実験的な」作品となっている。

 館内各所には「ガイドマップには場所を明示していない、探し歩いて楽しむ」作品が随所に置かれている。その1つ、タイヤ・チューブで造形した彫刻作品の「重い荷物」(坂井存さん)は、「重量感に満ちながら軽やかに存在する誰もが背負っている『重い荷物』を表現した」。

 小倉城「大手門広場」には牛島均さんの「行く自転車」が展示されている。直系5メートルの車輪の軸につけられたブランコの反動力を利用して前進する遊具型アート。

 井筒屋の西側壁面には、鈴木淳さんによる巨大な目のアート「私はここで見ていた、これからもずっとずっと」が描かれている。「どこから見ても目が合うという大仏の目を模した細い目」が小倉城を凝視している。前回の展示では「巨大な落書きがされている」と騒ぎにもなった。反対側のリバーウォーク北九州大型ビジョンには、同じく鈴木淳さんの作品で、市民らの目の動きを撮影した「私はここで見ている、これからもずっとずっと」が放映されている。

 「他都市で行われる華々しいアートフェスティバルと違い、独自の技術を持つ地元企業と作家がコラボして作品を作り上げる北九州ならではのアートフェスティバル」と自見さん。「買い物や観劇のついでなどの気軽に回遊して楽しんでほしい」とも。

 1026日まで。観覧無料。ワークショップなどの関連イベントはNPOのホームページで確認できる。

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