小倉にカレー専門店「CURRY CURRET(カリー・カレット)」(北九州市小倉北区船場町5、TEL 093-513-3300)がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは5月28日。運営は千草ホテル(八幡東区)。
面積は約5坪、席数は10席。白壁に真っ赤なスプーンの取っ手が付いた茶色の扉や、白と茶を基調に赤色のアクセントを加えた内装で、「かわいくて入りやすい店」をコンセプトに仕上げた。食器の選択や店舗デザインには女性デザイナーを起用し、「辛いもの好き」な女性の集客を目指すという。
「井筒屋横という立地を生かし女性客から好感を得やすい店づくりをした。いろいろなパターンのカレーを手軽に楽しめる店として、お客さまの記憶に残るカレーを提供したい。今後はカレーを小倉の名物の一つにもしたい」と同店プロデュースを手掛けた後藤さん。
「辛い、でもクセになる」を追求したといカレーメニューは現在5種類。25種類のスパイスにココナツ風味の「スリランカ風チキンと野菜のカレー」(790円)や、野菜のうま味とスープのような口当たりが特徴だという「漆黒のカシミール風野菜カレー」(780円)など。
「お客さまが注文される際には、十分に『辛い』ことをお伝えするようにスタッフに教育している」と後藤さん。大量に発汗したり、時には目に涙したりする人もいるという。7月中旬にはテークアウト販売も予定する。
営業時間は11時~20時。