小倉・紺屋町のブルースバー「ミスター・レフティー」(北九州市小倉北区紺屋町4)で11月27日、外国人デュオ「ザ・クロック・タワー」のファーストCD発売記念ライブが行われた。
イタリア出身で英語教師のミケーレ・フォルナロさんと、カナダ出身のマイケル・バーグさんが2年前友人の誕生日パーティーで出会ったことがきっかけで結成した同バンド。「偶然あったギターを弾いたことがきっかけで、2人でセッションをするようになった。音楽の嗜好(しこう)も近かった」とミケーレさんは振り返る。
その後「外国人バンド」としてライブ出演するようになったが、当初は名前がなく「2人のマイケルなので、『The Mikes』と呼ばれていた。たくさんの候補の中から、神秘的な建物の雰囲気を備え、日本人でも発音しやすい『ザ・クロック・タワー』にした」とバンド名の由来を話した。
ライブでは、応援に駆け付けたベースのクリスさんとドラムスのカナさんとともに11曲を演奏。約20人の観客は、1980年代を思わせるブルースロックに酔いしれ、アンコールが3回繰り返される盛り上がりとなった。
CDには2人が作詞作曲したオリジナルが7曲を含む全8曲が収録されている。今後のライブ活動やCD(1,000円)の購入方法はホームページで確認できる。