小倉のダイニングレストラン「ジラフモノクローム」(北九州市小倉北区魚町2)とカフェ「ベツバラ」(同)、ダイニングバー「ザ・モダン」(魚町3)が6月1日から、インスタグラムを利用した販促イベントを3店合同で始めた。
各店が指定するメニューの写真にハッシュタグ(#魚町インスタコンテスト)を付けて投稿することで応募となり、スタッフによる投票で当選者には食事券(1,000円~5万円)を進呈する。「いいね」が最も多く付いた投稿には「いいね賞」(3万円)も用意した。
3店を経営する「ビッグアップル」(魚町2)マネジャーの高橋啓太さんは「フェイスブックやツイッター、LINE@(ラインアット)でメニューやクーポンを発信しているが、(店のメインターゲットである)若い女性はインスタグラムで店や食べたいものを検索していることに気付いた」と企画のきっかけを話す。
全国的な傾向として、SEO化されたホームページや、文字情報の多い大手グルメサイトよりも、個人が投稿するインスタグラムの写真によって意思決定をするユーザーが増えたことも背景にある。
約1週間が過ぎ、「スタッフがお客さまに投稿方法を説明や味の感想を聞くなど、コミュニケーションも増えた。手応えを感じている」とも。
指定メニューは、ジラフモノクローム=「バーニャカウダ」(1,480円)、「フレンチトースト」(850円~)、ザ・モダン=「コロナリータ」(1,000円)、「シェイク」(800円~)、ベツバラ=「パンケーキ」(900円~)の5種類。