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北九州・八幡に仏伝統菓子カヌレ専門店「デボラ」 戸畑から移転

店主の藤村瑞希さん

店主の藤村瑞希さん

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 都市高速黒崎インター近くに9月22日、フランス伝統焼き菓子カヌレの専門店「デボラ」(北九州市八幡錦引野1、TEL 093-287-8456)がオープンした。

店頭に並ぶカヌレは現在7種類。8個詰めにした詰め合わせ(1,100円)も。

 店舗面積は約5坪。今年3月まで戸畑の店舗で営業していたが「友人の店を間借りするかたちで営業していたため、独自の店舗を持ちたい」と移転を決めた。「移転にあたり福岡市内の物件も探したが、結果的に、自宅に近い静かな住宅地で手頃な物件を見つけたことで現在の場所に決めた」と店主の藤村瑞希さん。「(店の)すぐ近くで生まれたこともあり、愛着や土地勘もあったので」とも。

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 藤村さんによると、「カヌレはフランス・ボルドー地方の伝統的な菓子で、パリではカフェやパティスリー(菓子店)で一般的に提供され、庶民に親しまれている」といい、「フランス滞在中にカヌレに出合い、そのおいしさにほれ込んだ」藤村さんが帰国後、カヌレ専門店の起業を思いたち、大阪の有名店での約2年間修業を経て2014年に起業した。

 「(カヌレは)伝統菓子ゆえに、現地では味のバリエーションは少ないが、日本では抹茶を使ったり、季節のフルーツをトッピングしたりするなど独自の進化を遂げている」といい、同店では現在、定番の「プレーン」(120円)、「ほろ苦ショコラ」(130円)、「レモン」(140円)「ピスタチオ」「イチジク」(以上150円)5種類と、シーズンメニューの「マロン」(150円)、「抹茶カシス」(140円)2種類を並べている。

 今後は「店内のスペースを生かしてイートインコーナーを設け、やはりフランス伝統菓子の『パート・ド・フリュイ』(果実を煮詰め固めた砂糖菓子)の開発を手がけていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~19時、火曜定休。