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小倉で「十日ゑびす祭」 芸者らが「商売繁盛」願い練り歩き

一日中、町のあちこちで「ヨイヨイヤー!」の掛け声が聞かれる

一日中、町のあちこちで「ヨイヨイヤー!」の掛け声が聞かれる

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 小倉駅~魚町銀天街(北九州市小倉北区魚町1~3)を中心とする繁華街一帯で1月10日、「小倉十日ゑびす祭宝恵(ほえ)かご道中」が行われた。主催は小倉中央商業連合会(事務局=紺屋町)。

 公募や推薦で選ばれた芸者姿の「ミス十日ゑびす」約17人が、町の「世話役」らと、太鼓や三味線、鐘の音とともに街なかを練り歩くイベントで、ミスらは早朝6時ころから日本髪を結い着物を着付けて準備する。

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 一行は商店の前や商業施設で時折立ち止まり、「小倉ゑびす〆(じめ)」と呼ばれる独特の掛け声「商売繁盛、商売繁盛でヨー、ヨイヨイヤー、ヨイヨイヤー、ヨイヨイヤー!」で景気浮揚の願いを込める。街に福を呼び込む新春の風物詩として1948(昭和23)年から続けられ、シャッターチャンスを狙う多くのアマチュアカメラマンらも随行する。

 「今年は約60店舗の前で『ゑびす〆』を行った」(商工会議所関係者)と言い、終盤、「打ち込み」と呼ばれる発声のリーダーは、声を枯らしながら「ヨイヨイヤー!」と新年への期待を込め発声した。