小倉駅前から京町・魚町を中心とする繁華街一帯で2月18日、北九州を代表するグルメイベント「小倉 食市食座」が始まった。

「お好み焼きいしん」（魚町3）で提供されている「小倉発祥焼うどん」（通常＝594円、期間中＝500円）

　「地元の食材や食文化を生かし、冬の時期に小倉の街へ集客すること」を目的に2000年に始まった同イベントは今年で17回目。今月29日までの期間中、飲食店や食品店が商店街各所に出店し限定メニュー（1皿400円～）を提供するほか、100店以上の店舗で割安メニューや追加トッピングなどを提供する。

　中でも恒例となった「中国料理 耕治」の魚町店（魚町1）が提供する「焼きそば」（通常＝1,400円、期間中＝500円）や、井筒屋店が提供する「もやしラーメン、小焼き飯セット」（同1,980円、同＝600円）は、ランチ時に長い行列ができるほどの人気となっている。

　「どんどこ広場」（馬借1）では25日・26日、「牛の丸焼き」「焼きうどん」「たこめし」「海鮮バーベキュー」「ミネストローネ」（以上400円）などを、地元ボランティアグループなどが提供。「旦過市場」（魚町4）でも、市場内の飲食店が限定メニューを提供する。

　商店街のほか、小倉井筒屋（船場町）、コレット（京町3）、アミュプラザ（浅野1）、リバーウォーク北九州（室町1）などの大型商業施設も協力し、テナントの飲食店が「ドリンク無料」などの特典を用意する。

　同日、小倉駅JAM広場で行われたオープニングイベントでは、名物となった「シャンパンタワー」の実演が披露されたほか、「中津鱧（はも）シューマイ」が振る舞われた。ステージでは、よしもと芸人らによる「お笑いステージ」も繰り広げ、イベント開催を通行客らにアピールした。

　参加店や提供メニューなどはホームページで確認できる。今月26日まで。