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北九州観光親善大使「看板娘」、3人が新たな顔に 「看板息子」存亡危機も

第8代北九州看板娘の3人。左から井村ららさん、上森菜摘さん、中川遥さん

第8代北九州看板娘の3人。左から井村ららさん、上森菜摘さん、中川遥さん

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 「わっしょい百万夏まつり振興会」(事務局=北九州市小倉北区古船場町、TEL 093-541-5472)は6月20日、今年度の北九州市観光親善大使である「北九州看板娘」に決まった3人を発表した。

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 2010年から始められ今年で第8代となる。初年度から続いていた「看板息子」の選出は、今年初めて「該当者なし」となり、昨年度(第7代)の看板息子・木佐貫龍樹さんが引き続き活動を行うことになった。

 事務局担当者は「該当者なし」の理由について「10人程度から応募はあったが、応募理由や意気込みなどの記載がなく、評価に値しないものばかりだった」と明かす。「観光親善大使としての仕事には、他都市に出向いて北九州市のPRすることも重要な役目だが、『看板娘だけで』と要請されることも多く、『看板息子』の出番が少なくなってきている」と頭を抱える。「今後、存在自体の見直しを協議する」とも。

 「北九州看板娘」には、井村ららさん・上森菜摘さん・中川遥さんの3人が決まった。それぞれ、井村さん=「北九州の出身ではありませんが、北九州の美味しい食べ物やサブカルチャーの街という魅力に心惹かれて、今では地元と同じくらい大好きな街になりました」。

 上森さん=「選ばれた瞬間漠然としていたことがだんだんと実感になり、これから頑張ろうという意思が湧いてきました。まだまだ未熟な私ですが、しっかりとわっしょい百万夏まつりを盛り上げ、北九州市の魅力をPRしていきたいと思います」。中川さん=「選ばれた瞬間は、信じられない気持ちや不安な気持ちなど、様々な感情が入り混じっていました。しかし、私を20年間育ててくれた大好きな北九州の看板娘として活動できることは、ただただ嬉しい限りです」(以上、ホームページ原文ママ)とコメントを発表した。

 今後、市長表敬や「わっしょい百万夏まつり」(8月5日・6日)のステージイベント出演などの活動をする予定。

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