井筒屋小倉店(北九州市小倉北区船場町)で9月13日、イタリアの食材や工芸品、雑貨などを集めた「イタリア展」が始まった。
イタリアエスプレッソ協会の認定を九州地区で初めて受けた「カフェ・オスピターレ」の森崎祐希さん。
本館8階の特設会場にピザやチーズ、ドルチェ、ソーセージ、パン、オリーブオイル、ワインなどイタリアの地方色豊かなグルメのほか、アクセサリーやバッグ、食器、服飾雑貨など57社(団体)が出店。うち、北イタリアのウエハースメーカー「BABBI(バビ)」や、サルデーニャ島のワイン「300ジョルニ・ディ・ソーレ・ビアンコ」など8社が初出店している。
「BABBI」のスタッフは「日本国内でも5店だけしかない、知る人ぞ知る大人のブランド。甘さを抑えたウエハースやコーンを全てイタリアから直輸入している」と話す。「ピスタチオとチョコレートのソフトジェラート」(486円)などを販売する。
イートインスペースでは、「ルッコリーナ」(東京都千代田区)がワインと生ハム提供するカウンターを設置するほか、「予約の取れないレストラン」として知られている「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」(東京都中央区)がパスタやドルチェを提供する。2010年に「世界最優秀ピッツァ職人」に表彰された牧島昭成さんが経営する「ソロピッツァ・ナポレターナ」(愛知県名古屋市)がナポリピザを提供している。
イートインの主なメニューは、「お皿いっぱいのパルマ産生ハム」(1,080円)、「グラスワイン」(378円~)、「新鮮なウニのスパゲティ」(1,512円)、「テナガエビの濃厚クリームソーススパゲティ」(1,998円)、「マルゲリータ・エクストラ」(1,026円)、「マリナーラ」(486円)など。
昨年に引き続き出店した「カフェ・オスピターレ」(福岡市博多区)は、「南イタリアの濃厚な味わいと北イタリアの華やかな香りのエスプレッソ飲み比べセット」(500円)や「カフェ・マッキャート」(400円)、「カプチーノ」(480円)などのエスプレッソやアルコール類、ナポリの郷土菓子「スフォリアテッラ」(8種、380円~)を提供している。
開催時間は10時~19時。今月19日まで。17日は「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の落合務シェフが来場し、トークイベントを行う予定。