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小倉に伊南部家庭料理店「エミー」 女性シェフが現地で修業

自宅の一部を改修して店をオープンした

自宅の一部を改修して店をオープンした

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 小倉・古船場町に9月1日、イタリア家庭料理の店「ラ・カーサ・ディ・エミー」(北九州市小倉北区古船場町)がオープンした。

入り口のテークアウトコーナーには「フォカッチャ」や「カルツォーネ」を並べる

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 約3坪の小ぶりな店舗内に設置された大きなカウンターキッチンが特徴で、席数は6席。店主の藤川笑子(えみこ)さんが、イタリア南部のプーリア州で習得してきた「現地のマンマがつくる家庭料理」の味を提供している。店名はイタリア語で「えみの家」という意味。藤川さんはほかに、東京や福岡のイタリアン、ローマのレストランなどで修業を積んできた。

 藤川さんによると、地方ごとに特色のある料理が食べられるというイタリアの中でも、プーリア州は、野菜や魚介類を使ったたくさんの種類の前菜が並ぶことが特徴といい、「ムール貝のごはん」(200円)、「カポナータ」(150円)などの総菜や、ドルチェの「ティラミス」「ガトーショコラ」(以上300円)など一部メニューはテークアウトにも対応する。

 ランチは、「パスタ」「ピッツァ」(以上950円)の2種類で、それぞれ5種の前菜・ドルチェ・ソフトドリンクが付く。この日のパスタは「ボロネーゼ」または「トマトとモツァレラ」、ピザは「マルゲリータ」または「クワトロフォルマッジ」。「自分が作り飽きたころにメニュー内容を変える気ままさもイタリアならでは」と藤川さん。

 「裏通りにひっそりとオープンした店だが、近くの通信会社に務めるサラリーマンやOL、近所の人の口コミ、紹介されたお客さまたちの反応がよく、思った以上の業績」と手応えを感じているという。「近々、夜の営業も始める」とも。

 営業時間は8時~19時。日曜定休。

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