西日本工業大学デザイン研究所(北九州市小倉北区大門1)が10月13日から、イベント「こくらハロウィン」とのコラボ商品「こくらハロウィン・ネジチョコ」を期間限定販売する。
昨年2月に洋菓子店「グランダジュール」(小倉南区葛原1)が3Dプリント技術などを使って製作した同商品。ボルトとナットの形のチョコレートにココアパウダーを振り掛けて「鉄さび」を表現する。
市民からのアイデアを基に、北九州の土産として世界遺産・八幡製鉄所の「鉄」をイメージして考案したという同商品は、「まるで本物みたい」「ちゃんと締められる」などとツイッターでも話題を呼んだ。
同大学デザイン学部教授・中島浩二さんの提案で開発したという「ハロウィーンバージョン」は、スイートテイストの「ナット」と、パンプキンテイストの「ボルト」がセットになっている。価格は5個入り=540円。
「こくらハロウィン」実行委員長で同大学助教の梶谷克彦さんは「商品開発を通じて、ハロウィーン参加者だけでなく地域全体を盛り上げるイメージアップにつながれば」と期待を寄せる。
「小倉井筒屋」(船場町)、小倉駅構内などで販売している。10月31日まで。