「スターフライヤー」(北九州市小倉南区空港北町)は、12月17日から離陸前の機内で上映する機内安全ビデオ「I am STARFLYER MAN」をお披露目した。11日、報道機関向けの発表会を行った。
広報担当者によると、「メイン顧客である30~40代のビジネスパーソンはロボットアニメ世代で、工業地帯である北九州のイメージにも近く、安全技術の追求という社の方針にも沿うことから、登場するキャラクターをロボットにした」と言う。同社の黒い機体をモチーフにしたロボット「スターフライヤーマン」が、機内の設備やルールについて説明している。従前のビデオでは紹介していない「加熱式タバコ」が利用不可であることなども加えた。
同機は、2006年の開業以来個性的な機内安全ビデオを作り続けており、就航から約5年間は「耳で聴くことに重点を置いた」初代のビデオを、2011年から黒装束の忍者が登場するアニメ「スターフライヤー忍者」、2014年から「ラグジュアリーな飛行時間をイメージした」という「STAR FLYER ジャズラウンジ」を上映した。
同担当者は「(スターフライヤーマンを)空の守護神としたキャラクターと位置づけ、今後グッズ販売などを企画したい」と抱負を話す。