![所管する市民スポーツ文化局文化企画課の楠本祐子さん](https://images.keizai.biz/kokura_keizai/headline/1519005680_photo.jpg)
「ステーションホテル小倉」(北九州市小倉北区浅野1)で2月25日、北九州市の文化芸術を討論する「文化創造都市・北九州フォーラム」が開催される。
「文化芸術立国の実現に向けて」をテーマに国の施策を紹介する基調講演やパネルディスカッションを行う「フォーラム」と、講演者、パネルディスカッション登壇者との懇親を図る「文化交流会」の2部構成。北九州市市民文化スポーツ局が進める「東アジア文化都市」誘致に向けて行う。
「東アジア文化都市」とは、文化庁よる「日本・中国・韓国の3カ国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベントなどを実施する」(ホームページ原文ママ)事業で、市民同士が芸術や文化を通じて相互理解や連帯感の形成を目指している。
EUで開かれている「欧州文化首都」の東アジア版ともいわれ、毎年3カ国から1都市ずつ選定される。開催都市には文化芸術に集中した投資が行われ、観光客誘致の起爆剤にもなることで、都市間の誘致合戦も繰り広げられている。市担当者は「フォーラムの開催を通じて2020年の北九州市選定を目指している」と話す。
開催時間は、フォーラム=15時~17時30分、交流会=17時30分~19時。参加費は同=無料、同=2,000円。