2月末で閉店する「コレット」(北九州市小倉北区京町3)の6階にテナントとして入居する「ロフト小倉店」と「無印良品コレット店」が、3月以降も継続営業することが分かった。
【関連画像】「ロフト」も継続営業のPOPをレジ横に掲示している
ビル全体は「セントシティ北九州」として、1993年に「小倉そごう」開業に合わせ完工した。2000年に「そごう」が経営破綻したことにより、「小倉玉屋」が仮店舗として入居した。2004年には、地下1階から6階までを「小倉伊勢丹」、7階から14階を「アイム専門店街」として再スタートした。
2008年3月に「小倉伊勢丹」が営業終了した後、4月から「井筒屋」がより若年層をターゲットとした百貨店「コレット」としてバトンタッチしたが、昨年8月に閉店を発表し、11年にわたる営業の終了を告げていた。
「ロフト小倉店」と「無印良品コレット店」は、井筒屋が賃借していたフロアに当たるため、一部の市民からは閉店を危惧する声も上がっていたが、現在、両店は店頭に「継続営業」を知らせるPOPを掲示している。「ロフト小倉店」は在庫処分をする「アウトレットセール」も行っている。
「コレット」退去後の地下1階から5階までは「井筒屋」が原状復帰の責任を負うため、既存のエスカレーターやエレベーターを回避した改修工事が行われるとみられる。