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「小倉織」を使ったピンバッジ、女性起業家が開発

綿瀬麻意子さん

綿瀬麻意子さん

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 布を使ったアクセサリーの製造販売を行う「itohen.M(イトヘンエム)」が3月19日から、「小倉城庭園」(北九州市小倉北区城内1)で「小倉織」や「博多織」を使ったピンバッジ「nana-tsu(ナナツ)」を販売している。

小倉織をあしらった「nana-tsu」

 主宰する綿瀬麻意子さんによると「これまで女性物を中心に布を使ったアクセサリーを作ってきたが、男性がおしゃれをするアイテムが少ないことに気付いた。九州らしいおしゃれを表現できるものとして、各地の伝統織物を使ったピンバッジを思いついた」と、約1年前から製品化に着手した。

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 九州をかたどった金属部分に、各地の布をワンポイントとして埋め込んだデザインとなっている。「金属部分の精度や彫りの深さ、それぞれ厚みの違う布とのバランスなどに苦心した」と振り返る。3Dプリンターやレーザーカッターなどテクノロジーの普及も後押ししたことで製品化にこぎ着けた。

 綿瀬さんは、「小さなピンバッジに九州を封じ込めた。先月販売を始めた『東急ハンズ博多店』(福岡市博多区)では1日100個以上売れる日もあり、手応えを感じている。今後、世界に向けて九州を発信していきたい」と、「久留米絣(かすり)」や「綾の手紬」(宮崎県)、沖縄の織物を使った製品も計画する。

 価格は2,700円。4月上旬から「TOTOミュージアム」(吉野町)でも販売を予定する。

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