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小倉城「しろテラス」 急増する観光客対策、休憩スペース新設

「辻利茶舗」社長の辻史郎さん

「辻利茶舗」社長の辻史郎さん

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 小倉城を訪れる観光客をもてなす「しろテラス」が3月30日、大手門広場(北九州市小倉北区城内2)にオープンした。

「小倉城もなかセット」(600円)

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 約100席の休憩スペースや土産品販売コーナーのほか、「辻利茶舗」(魚町3)が抹茶やスイーツ、軽食を提供する。

 小倉を訪れるインバウンド客が急増していることや、「CNN Travel」で「2019年に訪れるべき19の場所」として国内で唯一「福岡(県)」が選ばれ、そのメインビジュアルに小倉城が掲載されたことなどを背景に、北九州市のシンボルとして一帯の魅力を再構築することが急務とされていた。

 小倉城を訪れた観光客が「天守閣や敷地内を散策する前後で、気軽に立ち寄れるスペースがない」(市観光課担当者)という声を受け、「地方創生推進交付金」を活用し、「しろテラス」を新設したほか、小倉城の内装や展示物を一新、エレベーターの新設なども行った。事業全体の予算は6億3,500万円。

 主なメニューは、「小倉城もなかセット」(600円)、「辻利さくら抹茶」「辻利さくらバニラ」(以上580円)、「抹茶フロート」(S=420円、M=520円)などのスイーツのほか、「小倉ぬかみそ炊きセット」(850円)、「小倉(こくら)トーストセット」(700円)などの軽食も用意する。

 営業時間は9時~18時(辻利茶舗は11時から)。

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