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小倉の雑貨店「あおあお」10周年 「エシカル」テーマに品ぞろえ

約10坪の店内に、フェアトレード雑貨やロングセラー商品が所狭しと並ぶ。奥に店主の宮下緑さん

約10坪の店内に、フェアトレード雑貨やロングセラー商品が所狭しと並ぶ。奥に店主の宮下緑さん

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 小倉・京町の雑貨店「一生もんSHOP緑々(あおあお)」(北九州市小倉北区京町4、TEL093-533-0533)が5月、オープンして10周年を迎えた。

 店主の宮下緑さんは「環境問題に着目したものやフェアトレードの商品を多くの方々に広め、『買い物の選択一つで社会を変えることができる』ということを提案していきたい」と、オーガニックコットン製のTシャツなどの衣類、フェアトレードによるコーヒーやハーブティーなどの食品類、南米やアフリカの諸民族が作るバッグ、古書などを扱おうと起業した。

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 それまで勤務していたNPO法人の業務の中で、環境に配慮した商品選びをする消費者「グリーンコンシューマー」やフェアトレードの啓発活動をしていたことも下地にある。

 この数年「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉が広まってきたが、それ以前から「エシカル(道徳的)な選びをすることで、必要な最低限のもので暮らすシンプルなライフスタイルの提案」をしてきた宮下さん。近年は、地域や家族、環境のことに関心の高い人が増えたように感じるといい、「そんな人たちの中から、今あるものを生かしてセンスよく小さな商いを始めた人も多く現れ、緩やかな仲間意識や、お互いを刺激し合う力や支えにもなっている」と、10年前とは様変わりした社会を振り返る。

 「市民、行政、企業、小売店、学校などまち全体でフェアトレードを応援する自治体を意味する『フェアトレードタウン』が、世界には2000以上ある。北九州市をフェアトレードタウンにしたい」と、今年5月、同様の趣旨で映画上映や講座を主宰している友人らと「北九州エシカル推進ネットワーク」という組織も立ち上げた。「これから先、身近な家族や地域のことを一緒に考える仲間を増やしていきたい」と期待を込める。

 営業時間は10時30分~18時。火曜・水曜定休。

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