豚ステーキ専門店「B(ビー)」(北九州市小倉北区魚町1、TEL 093-531-3303)が6月9日、小倉駅前の鳥町筋にオープンした。
店舗面積は約12坪、席数は20席。焼き肉店を多店舗化する「おんどる」(本部=遠賀郡水巻町)グループの新店で、専務の安田哲秀さんによると「多くの人が食べやすい味と料金設定から豚肉をテーマにした。従来の牛肉をメインに取り扱う韓国風焼き肉からいったん離れ、新業態を模索する実験店」という。
「福岡県産で味の濃い赤身と甘い風味の脂身が特徴の『ハイポー豚』のステーキ」に絞り、サラダやご飯、みそ汁などをセットした定食(1,000円)と単品(650円)のみのシンプルなメニュー構成。「替え肉」(約180グラム、500円)、ご飯やみそ汁のお替わり(共に無料)にも応じる。「ハイポー豚は生産量に限りがあり、多くを仕入れられないので1日100食限定」という。
安田さんは「豚肉は、焼き過ぎると硬くなり、レアすぎると風味がない。焼き上がり直前のステーキを、熱したフライパンにのせて提供することで、お客さまに焼き加減を調整していただきながら、ハイポー豚特有のうま味と甘みを味わっていただける」と新業態への意気込みを見せる。
営業時間は11時~20時(用意した豚肉がなくなり次第終了)。