仕出し業者「丸ふじ」(北九州市小倉北区下富野5)が10月19日、大学生とコラボしてレシピ開発したギョーザ「北九州ぎゅっと餃子(ギョーザ)」の販売を始めた。
トマトやタケノコ、キャベツ、ナスなど、北九州産の野菜9種を使ったギョーザで、社長の後藤祐平さんによると「肉を使わず野菜のみを具材にし、1つ当たり36キロカロリーに抑えた包み揚げギョーザ」という。
レシピ開発は九州女子大学(八幡西区自由が丘1)の学生らが担当した。北九州特産の9種類の野菜のうま味にカレーの風味がアクセントになっているという。同社とのコラボは「トマトふりかけ」の開発や、「合馬のたけのこおにぎり」に次ぐ3回目。学生を指導した教授で管理栄養士のきすみ圭子さんは「20回の試作と試食を繰り返して、野菜のうま味をぎゅっと封じ込めることができた。北九州を代表する個性的な味になった」と振り返る。
価格は4個300円。同社のテークアウト専門店「北九州ブランド食堂」(八幡東区高見2)で販売する。
営業時間は9時~19時。日曜定休。