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門司港舞台の小説「コンビニ兄弟」 京都郡在住作家が刊行

町田そのこさん。関門海峡をバックに

町田そのこさん。関門海峡をバックに

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 京都(みやこ)郡在住の作家・町田そのこさんが7月、門司港を舞台にした小説「コンビニ兄弟」を刊行した。

「ブックセンタークエスト小倉本店」(小倉北区馬借1)では店頭平積みされている

 自動車免許を取得した直後に門司港までドライブした自身の思い出をモチーフにしたプロローグと、九州だけで展開するコンビニチェーン「テンダネス門司港こがね村店」の店長や、来店客の交錯を描いた6話のショートストーリー、店長の目線で物語の締めくくりを描いたエピローグで構成する。

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 町田さんは2016(平成28)年、「カメルーンの青い魚」が第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。以来4冊の小説をしたため、同作が5作目。「京都郡で生まれ育ち、『ひよこ饅頭』の会社で働いていた。青春の地は小倉駅周辺で、初デートはスペースワールド」と言い、現在も京都郡に住み執筆を続けている。

 同作は、「初めてのドライブ以来、大好きな観光地となった門司港の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」と門司港を舞台にし、幅広い年齢層やいろいろな背景を持つ人が集まるコンビニという業態に着目した作品となった。

 「前作は、児童虐待やDV(家庭内暴力)などを描いた、弱者の声を聞くことがテーマの作品でじっくり読むための本だった。(今作は)通勤や通学途中に読める軽い読み口のものにしたかった」と文庫本での発行にこだわり、各所に布石を配置して後に回収へとつながるショートストーリー集で構成した。「読者の、一日の彩りになれば」と町田さん。

 体裁は文庫本(352ページ)、価格は737円。

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