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小倉の「かすうどん大福」2号店 コロナ禍に「あえて出店」

入嶋修一さん

入嶋修一さん

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 大阪の郷土食「かすうどん」をメインに提供する「かすうどん大福」(北九州市小倉南区葛原1)が8月29日にオープンした。2008(平成20)年に開業した本店(小倉北区紺屋町)に次ぐ2店目。

「かす担々麺」

 店舗面積は約10坪、席数は約20席。牛の小腸を素揚げした「油かす」をトッピングする「かすうどん」は大阪・南河内地方の郷土料理で、小倉出身の店主・入嶋修一さんは、進学・就職した大阪で「かすうどん」に出合った。

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 2007(平成19)年、帰郷とともに、「肉のうま味が凝縮された独特の風味と歯応えに、これまで味わったことのない感銘を受けた。小倉でも広めていきたい」と思い立ち開業。「もともと北部九州の人は内臓を食べることに抵抗が少ない。九州ではまだなじみがないが、独特の味わいはきっと受け入れてもらえると思った」と振り返る。

 以来、「鶏ネック卵とじうどん」や「かす担々麺」「明太(めんたい)バターうどん」「豚しょうがぶっかけうどん」などの新メニューを加え、歓楽街の「締めのうどん」ニーズをくみ取ってきた。

 今年4月、「(コロナ禍で)休業するしかなかったときに融資を受けることができ、固定費として日々お金が削られていくのを見るよりも、攻めの姿勢が必要」と、ランチに特化した店の開業を思い付いた。「当初は(小倉北区)魚町で考えていたが、契約に手間取り、結果的に幹線道路沿いでいい物件を見つけた」と現在の場所に決めた。「多くの店が閉店している中、出店することに友人の多くは『止めておけ』といったが、見方によればチャンス。助成金などを活用すれば低コストで出店できる」とも。

 「小倉北区では『かすうどん』の知名度は上がってきたと思うが、大手チェーンや地元の肉うどん提供店と肩を並べるほどのものではない。このかいわいで知名度を上げていくことが課題」と入嶋さん。

 主なメニューは、「かすうどん」「鶏ネックうどん」(以上700円)、「あさりバターうどん」(800円)、「担々かすつけ麺」(750円)、「かきうどん」「ギョーザうどん」「かす担々麺」(以上850円)など。「カルボナーラうどん」「ペペロンチーノうどん」(以上750円)などの変わり種メニューも用意する。

 営業時間は11時30分~18時。水曜定休。

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