近隣のパン店が自慢のアンパンを持ち寄るイベント「あんぱんパーク」が11月19日、黒崎駅前のペデストリアンデッキ上で始まる。
イベントの実行委員長・時松順(すなお)さんは、同スペースが2017(平成29)年に「国家戦略特区」に指定されたことや、毎日3万人程度の駅利用客が往来する同スペースに着目し、多数のグルメイベントを開催してきた。「あんぱんパーク」もその一つで、これまで9回開催したが、「今年4月に予定していた開催を取りやめ、5月に再挑戦したが行政から許可が降りずに断念」(時松さん)した。昨年10月以来、1年1カ月ぶりの開催となる。
「開催当初は、市内外のパン店約200店を一軒一軒回り、出店のお願いをした。コロナ禍以降、こうしたイベントがほぼ無くなり、パン店の皆さんからは、開催を待っていたかのように出店の応募が殺到した」といい、これまでの最高24店を大幅に上回る37店が出店するという。
開催直前となり「久しぶりに開催するイベントで、各所へのPRやコロナ対策もできるだけ行った。以前は各お店にできるだけたくさんのパンを持ってきてほしいとお願いしたが、今回は予想がつかない。雨マークの日もある天気予報が気になる」と、緊張の面持ちの時松さん。
開催時間は10時~17時(売り切れ次第終了)。11月22日まで。出店するパン店はフェイスブックのイベントページやインスタグラム・ストーリーズで確認できる。