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松本清張記念館「点と線」直筆原稿展示 光浦靖子さん「フェルト清張」ブローチも

松本清張とならんで写真が撮れる顔ハメ看板も

松本清張とならんで写真が撮れる顔ハメ看板も

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 「松本清張記念館」(北九州市小倉北区城内2、TEL 093-582-2761)で現在、松本清張の代表作「点と線」をテーマにした展示「直筆原稿で見る『点と線』のダイナミズム」が行われている。

「直筆原稿で見る『点と線』のダイナミズム」展示会場

 初期の代表作で、1957(昭和32)年から翌年に掛け、雑誌「旅」に11回にわたって連載された松本さん初の長編ミステリー小説として知られている。9月から始められた生原稿の展示では、104枚の直筆原稿を会期ごとに順を追ってすべて展示している。現在はストーリーの終盤「崩れぬ障壁」を展示している。

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 学芸員の栁原暁子さんによると「原作に出てくる刑事の名前を、福岡にちなんだ地名に置き換えたり、原稿や雑誌で書かれた死因が単行本とは違っていたりと、連載当初の試行錯誤を見ることができる。(その違いを楽しむ)何度も足を運ぶ熱心な清張ファンが多く訪れている」という。

 「当時は、旅行業界のなかで国鉄と交通公社の存在感がとても大きく、雑誌『旅』の影響力も大きかった。原稿の端々で試行錯誤を繰り返す松本清張のマーケティング視線も感じることができる」とも。

 12月11日、女性芸人きっての読書家で手芸好きで知られる光浦靖子さんが作った、松本清張似顔絵ブローチの展示も始まる。光浦さんが11月、インスタグラムで「点が線になった」と、自作のフェルトブローチを紹介したことが話題になったことで、同館から「展示のラブコールを送り、快諾された」という。インスタグラム上の同写真は1万以上のいいねがついている。

 開館時間は9時30分~17時30分。月曜定休。来年1月11日まで。

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