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小倉の古着店「ブルーミーデイズ」移転 改修に客らも応援

プリントシャツを勧める池部哉太さん

プリントシャツを勧める池部哉太さん

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 古着専門店「ブルーミーデイズ」(北九州市小倉北区中島1)が4月10日、リニューアルオープンした。魚町からの移転によるもの。

紫川「鉄の橋」近くにオープンした「ブルーミーデイズ」

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 同店は約5年前、当時大学生だった池部哉太(かなた)さんと妻の遥子(はるこ)さんが起業し、2度の移転を経て現在の場所に落ち着いた。哉太さんが短期留学したアイルランドの古着店でアルバイトをしたことがきっかけで、ヨーロッパ製の古着に関心を持ち、自ら輸入ルートを開拓して販売を始めた。

 毎年、現地に赴いて買い出しを行ってきたが、「コロナ禍以降それもできず、いまは現地の知人の手を借りて仕入れている」(哉太さん)といい、1960~70年代のヨーロッパの古着を中心に並べる。「店のお客さまや友人の力を借りて2カ月掛けて改修した。約3倍の広さになり、以前は狭くて並べることができなかった各ジャンルの在庫を、幅広く展示できるようになった」とも。

 「大量消費されるトレンドファッションではなく、それぞれが一点物で、流行に左右されず長く愛用できることが古着の魅力。そうした個性的なファッションを楽しむ古着のファン層が増え、古着店も以前の数倍に増えた」という哉太さん。子連れのファミリー層も来店するようになったといい、古着店では珍しいという女性用ワンピースや子ども服の充実も図っている。

 現在は、「ロックテイストTシャツ」(3,800円~)や「バブアー・オイルドジャケット」(2万6,000円~)、プリントシャツ(6,800円~)、ベルボトムジーンズ「リーバイス417」(1万円~)、女性用ワンピース(8,000円~)を薦めている。

 営業時間は12時~20時。

 5月1日~9日、同店1階のガレージでイラストレーター「Fee P」のポスター展示・販売、DJイベント「EXPERIMENT」を行う予定。開催時間は13時~18時。入場無料。

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