焼き肉専門店「焼肉・やすもり 昌 （ジャン）」（北九州市小倉北区中井5、TEL 093-562-5529）が4月30日、県道271号「下到津戸畑線」沿いにオープンした。

店長の真田一志さん

　下関を本店とする焼き肉店グループ「やすもり」の新業態。店長の真田一志さんによると、従来の焼き肉メニューに加え、カジュアルな料金で「ナッチポックン」（手長タコの辛みそ炒め、1,190円）や「サムギョプサル」（豚バラ焼き肉、1,200円）などの韓国料理や、下関で人気の「とんちゃん鍋」（ホルモン鍋、850円）を提供する。約40坪の店内に、ボックス席や座敷など72席を備える。北九州市内では「城野店」（小倉南区重住）に続く2店舗目。

　「緊急事態宣言の真っただ中のオープンとなり、サイレントスタートになってしまったが、ファミリーやカップル客を中心に『ナッチポックン』などの韓国料理を求めるリピーターが定着しつつある」と真田さん。「本店は創業70年以上の老舗で、現在はコロナ禍で中断しているが、従業員を韓国の味を求める研修旅行に行かせている」とも。

　ランチメニューは、「カルビ定食」（1,300円）や「ロース定食」（1,350円）、塩タンやロース、カルビを含む「雅（みやび）」（2,420円）などを用意する。焼き肉は定番の「塩タン」「ロース」「カルビ」（以上1,090円～）のほか、「和牛サーロイン焼きすき」（2,630円）、「ヤンニョムカルビ」（1,390円）、パックで提供する「牛ユッケ」、「ホルモン4種盛り」（以上1,381円）、「豚とろ」（760円）、「海鮮盛り合わせ」（1,730円）、「ステーキしいたけ」（671円）、「にんにくオイル焼き」（440円）などをそろえる。

　今後「キンパ」（韓国風手巻きずし、601円）や「アワビ粥（かゆ）」（917円）なども加える予定。

　営業時間は11時～19時30分（緊急事態宣言中のラストオーダー）。通常は、11時30分～15時、17時30分～23時。