九州の物産を扱う「里山商会kokura」(北九州市小倉北区室町1)が5月26日、イートインスペースで「博多あまおう苺(いちご)」を使った夏メニューの提供を始めた。
店主の吹上紘子さんは「コロナ禍で(イチゴの)消費が激減し、困っている農家さんの応援目的に仕入れた『博多あまおう苺』で、数量限定で提供する」と言う。「博多あまおう苺ミルク」「博多あまおう苺ソーダ」(以上693円、テークアウトは680円)、「博多あまおうかき氷」(770円)を提供する。
「九州エリアの豊かな自然を背景にした質の高い特産品を、デザインやマーケティングを見直して、魅力ある事業として再構築する」をコンセプトに掲げる同店。イートインスペースはカウンター9席を備える。2018(平成30)年から九州産の自然素材にこだわったかき氷の提供を始め、今年は「九州の贅沢(ぜいたく)柑橘(かんきつ)」「みたらし醤油(しょうゆ)」「八女茶」(以上770円)などのかき氷も用意した。
イートインではほかに「八女茶ラテ」(抹茶またはほうじ茶)、「オーガニック野菜ジュース」(ニンジンまたはニンジン&リンゴ)、「フルーツ酢のソーダ」(九州産イチゴまたはレモン)、「ハチミツソーダ」(以上550円)などのドリンクを用意する。ドリンク類はテークアウトにも応じる。
営業時間は10時~19時。