焼き鳥専門店「ジルアンドコー」(北九州市小倉北区魚町1、TEL 093-967-0248)が6月23日、新メニューをそろえて緊急事態宣言明けの営業を再開した。
同店は、「ジェノベーゼ」や「ハニーマスタード」「金山寺わさび味噌」など個性的な味付けの「新ジャンル焼き鳥」(店長の太田耕輔さん)を提供する店として2018(平成30)年3月オープン。店舗前面を立ち飲みカウンターにしたことで、通行客が立ち寄りやすい人気店となっていた。
太田さんによると、「(コロナ禍以降)披露宴2次会や企業などの団体客利用はほぼゼロになった。今回の緊急事態宣言でも1カ月以上の休業となり、店本来の魅力を発揮するためにはどうすればいいかをスタッフと共にミーティングを重ね、小倉らしい新メニューの開発を急いだ」といい、刺し身など鮮魚を中心に14品を追加した。
「焼き鳥店の刺し身というと、鮮度や品数でいいイメージを持たないお客さまは多いが、スタッフの親族の漁師から直接仕入れることで、四季折々の地魚を加えることができた」といい、新スタートのメインメニューに据えた。
主な新メニューは、「お刺身3種盛り」(980円)、「関門海峡タコのお刺身」(680円)、「関門海峡タコのトルネード串」(550円)、「アジの干物」(680円)、「白身フライ」(580円)、「バジル唐揚げ」(1個90円)、「スタッフ自家製ぬか漬け」(320円)など。
営業時間は、月曜~金曜=16時~20時、土曜・日曜=13時~20時(まん延防止等重点措置期間中、アルコールのラストオーダーは19時)。