大道芸人がステージパフォーマンスを披露するイベント「サム・サリバン・ショー」が11月13日、「なかまハーモニーホール」(中間市蓮花寺3)で行われる。
主催者で大道芸人のハリーさんは「コロナ禍以降、雑踏への厳しい規制や商業施設の休業などで大道芸人の出番が激減したことを理由に企画した。ジャグリングやマジックなど15人(組)以上のパフォーマーやミュージシャンが出演する」と話す。
往年の人気バラエティ番組「エド・サリバン・ショー」を模して、ジャズバンドによる生演奏をバックにピエロの「サム・サリバン」さんが進行する。出演するパフォーマーは、口からトランプが飛び出す芸で一世を風靡したマジシャンのふじいあきらさん、お笑い芸人のナオユキさん、ジャグリングやバランス芸で知られるタカシェンカさんなどを予定する。
ハリーさんは「大道芸人も苦しい状況が続いており、このイベントは文化庁が主宰する『AFF(アーツ・フォーザ・フューチャー)事業』に採択されて実現できた。(コロナ禍で)世の中から笑いが減ってしまった。少しでも笑顔で過ごす時間を届けたい」と意気込む。
18時30分開場、19時開演。入場料は2,800円(全席自由)。