八幡・日の出町の「ごとう醤油(しょうゆ)」(北九州市八幡東区日の出町1)が、「東筑軒」(八幡西区)とコラボしたアイスクリーム「かしわめしアイス」を開発し、間もなく販売を始める。
「濃厚なチーズクリームのベースアイスに、シフォンケーキなどで代用したトッピングで見た目そっくりに再現した」という「かしわめしアイス」
1911(明治44)年創業の同社。4代目当主の五嶋隆二さんはこれまで、地産地消をテーマにしたドレッシングや商品企画会社とコラボした「プリン専用醤油」「かき氷専用醤油」などを商品化してきた。
同社は9月29日、折尾駅ガード下に開業する商業施設「えきマチ1丁目」(八幡西区堀川町1)のテナントとして「GOTO SHOYU」を出店。その「目玉商品」として「かしわめしアイス」を売り出す。併せて、これまでイベント出店などで販売してきた「みたらし団子」も用意する。
五嶋さんによると「110年以上の歴史の中で初めてのテナント出店。話題性も狙って、個人的に大好きな折尾の名物弁当『かしわめし』とコラボしたい」と東筑軒に声がけしたという。
アイスクリームは「雪文(ゆきもん)」(八幡東区槻田)と共同開発し、錦糸卵や鶏そぼろで覆われたかしわめしのビジュアルを、「濃厚なチーズクリームのベースアイスに、シフォンケーキなどで代用したトッピングで見た目そっくりに再現」し、アイス専用の特製しょうゆを添える。
価格は480円。