小倉駅新幹線口(北九州市小倉北区浅野1)を発着地として3月27日、「KITAKYUSHU OPEN TOP BUS」の運行が始まる。運行主体は西鉄バス北九州(砂津1)。
同バスは、北九州市内の主要観光スポットを巡る2階建てオープントップバス。西鉄グループでは2012(平成24)年から福岡市内で「FUKUOKA OPEN TOP BUS」を運行しており、観光地の回遊性向上や地域活性化を目的に北九州エリアにも新たに導入した。
車両は英国「ライトバス」社製で、全長11.46メートル、全幅2.49メートル、全高3.79メートル。乗車定員は46人で、座席は2階のみ。天候に応じて開閉可能な屋根を備える。同社は車両購入に約8,000万円を投じた。車体は黄色を基調に、北九州市の花であるひまわりを全面にあしらい、若戸大橋や門司港レトロなどの観光地イラスト、市民に親しまれる「宇宙七曜星の精(通称マカロニ星人)」を描くなど、地域性を打ち出したデザインとなっている。
運行は全日で、運行ルートは2コース。約90分の「門司港コース」は、小倉駅新幹線口から門司海岸、門司港駅、和布刈、春日インターチェンジ、紫川インターチェンジ、小倉城を巡り再び小倉駅へ戻る。関門橋や関門海峡を間近に望むルート構成とする。もう1つの「若戸大橋コース」は、小倉城、勝山インターチェンジ、若戸大橋、響灘ウインドエナジーリサーチパーク、工場群などを巡る約90分のコースで、北九州工業地域や響灘沿岸の景観を車窓から楽しんでもらう。いずれも途中乗降はできない。
各コース1日2便を設定する。発車時刻は門司港コースが10時と16時で、若戸大橋コースが13時と18時45分。多言語(英語、韓国語、簡体字、繁体字)の音声ガイドサービスを導入し、利用者のスマートフォンで案内を聞けるようにする。年間の利用客数は2万5000人を見込む。
西鉄バス北九州の営業担当課長・小川裕之さんは「観光地のシンボルとなる体験型コンテンツ。関門橋を真下から眺めるダイナミックな風景や、夜の工場群など夜景を楽しめる」と話す。
運賃は2,500円(小学生以下は1,250円)。予約は乗車1カ月前からウェブなどで受け付ける。