全国を旅しながらテント芝居を続ける劇団「どくんご」が5月20日~22日、小倉城大手門広場で公演「The Naked Dog Tour 12-太陽がいっぱい」を行う。
芝居だけでなく歌やダンスを盛り込んだバラエティー豊かな舞台を繰り広げる。
同劇団は1983(昭和58)年、埼玉大学の演劇研究会が起点となり発足。以来、テントでの旅公演にこだわり続けている。現在、テント持ち回りの旅公演をする劇団は国内で唯一といい、活動拠点(2012年現在)は鹿児島県出水市。
10メートル四方の小規模なテントで役者と観客の距離が近く、芝居のほか歌やダンスを盛り込んだバラエティー豊かな舞台を繰り広げる公演が特徴で、地元受け入れを担当する谷瀬さん(ピカラック代表)は、「ドラマ的な『演劇』ではなく、五感で楽しめる小さなサーカスのようなライブ感」と魅力を語る。「小さなテントの中に、ばかばかしくて、深遠で、大笑いできる、涙が止まらない不思議な世界がある」とも。
料金は、一般=3,300円(前売り3,000円)、ペア券(一般2枚)=5,000円(前売り、予約のみ)、中高生=1,500円。チケットは「ムーシャン」(魚町4新旦過飲食街)、「一生もんSHOP緑々(あおあお)」(京町4)で取り扱う。予約・問い合わせはピカラック(TEL 080-1711-5074)まで。