JR小倉駅の南北出入り口の名称変更に伴う構内のサイン交換工事が4月1日、完了した。
名称変更は、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に合わせて来訪する観光客にわかりやすいようにと北九州商工会議所が計画し、公募で決定された。年度替わりの節目となるこの日、新幹線改札口の電照サインの取り替え工事も完了した。
これまで駅構内のサインは、都市モノレール側が南口、海に臨む方面が北口と表示されていたが、大きな小倉駅構内では位置関係がつかめず、市民からも「わかりづらい」と指摘されていた。
新名称について、通りかかった市内の大学に通う中野さんは「小倉城口に出ても小倉城が見えないのは寂しい」と話していた。