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小倉のダイニングバー「轍」3周年-「30年前のチーズケーキ」が好調

「ほぼ独学でメニューを作り上げた」という木村翔さん。

「ほぼ独学でメニューを作り上げた」という木村翔さん。

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 小倉・鍛冶町のダイニングバー「轍(わだち)」(北九州市小倉北区鍛冶町2、TEL 093-513-6660)が11月、3周年を迎えた。オープン日は2009年11月27日。

「2000個以上販売した」という「幻のチーズケーキ」

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 店舗面積は8坪、席数は9席。店主の木村翔さんは飲食店チェーンのマネジメント部門で修業を積んで独立。料理に関しては、「和洋中韓ジャンルにこだわらず、自分でおいしいと感じたものを、レシピを研究してメニューを作った。ほぼ独学」という。

 カウンター越しに客とのコミュニケーションを大事にし、「お客さまの要望でメニューがどんどん増えている」と話す。人気メニューの「みつせ鶏の鉄板ギョーザ」(580円)、「轍チャーハン」(780円)、「スンドゥブチゲ」(620円~)、「ホルモン甘辛揚げ」(480円)はいずれも「客の要望から生まれた」という。

 昨年、約30年前まで叔父が経営していたレストランで提供していたチーズケーキを再現し、「幻のチーズケーキ」として販売し始めた。「叔母やいとこ、かつての常連客から話を聞いて、甘さ、酸味、焼き加減などを徹底的に再現した。当時、『24時間営業のレストラン』として有名だっただけに、多くの人から話が聞けた」という。「これまで2000個以上を販売した」とも。

 「幻のチーズケーキ」(500円)は、「スピナ大手町店」(大手町)と「にしてつストア チャチャタウン店」(砂津3)で扱う。

 営業時間は18時~翌3時。火曜定休。

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