井筒屋小倉店(北九州市小倉北区船場町1)新館8階・パステルホールで、「白川義員(よしかず)写真展 永遠の日本」が開催されている。
会場内は「名山・名瀑(ばく)」「湖沼・森林・渓谷」「高原・湿原」「海浜・島しょう」の4部で構成し、幅1.5メートル・縦1メートルの作品を中心に色鮮やかな作品130点を並べる。中には、畳1畳を超える大作も展示している。
白川さんは1960年代から世界の山々を撮影する写真家として知られ、近年は「地球再発見による人間性回復へ」をテーマに掲げ、荒廃した日本社会の現状を嘆きつつも、「日本は根源的に美しく崇高な国家だと実感し、日本人の誇りと魂を復興する一助となりたい」として活動している。これまでに発行した写真集は30冊を超える。
5月4日~6日は、白川さん自身が作品を紹介しながら会場内を巡るガイドツアーも予定(各日14時から約1時間)。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月6日まで。観覧料は、一般・大学生=700円、中高生=500円、小学生以下無料。