「井筒屋 小倉店」（北九州市小倉北区船場町1）で開催中の「夏の北海道展」会場に、「サロマ黒牛」や「津軽海峡産 本マグロ」などを使った弁当や丼が勢ぞろいしている。

「サロマ黒牛」が二層に盛られている弁当（1,470円～）。

　本館8階の特設会場に、初登場2店を含む51店が、北海道特産の「真ほっけ」「時しらず鮭」「羅臼昆布」などの海産物や、「桃太郎トマトジュース」「松尾ジンギスカン」などの農産加工品を持ち寄るほか、道内有名飲食店が「自慢」のメニューを提供する。

　なかでも「肴や一蓮 蔵」（札幌市）が提供する「あわびつくし弁当」（3,800円）は高額ながらも「10個以上売れる日もある」といい「アベノミクス効果か、お客さまの財布のひもも緩み始めていると実感している。従来よりも若干高価格な商品が売れている」と広報担当者。「やきにくれすとらん 沙蘭」（函館市）が提供する「サロマ黒牛」を使った弁当（1,470円～）も「毎日行列ができるほど人気」という。

　スイーツコーナーには、「スイートオーケストラ」「石屋製菓」「お豆腐工房めめ」（以上札幌市）、「ルタオ」（小樽市）などの有名スイーツ店がブースを連ねる。

　イートインコーナーでは「朝市食堂 函館ぶっかけ」（函館市）が、ボタンエビやウニ、帆立て貝、イクラなどを丼に仕立てた「特選大名盛」（2,100円、レディスサイズ1,365円）や、「行列のできる」人気店として知られる「らーめん五丈原」（札幌市）も出店し、「みそ牛肉麺」（840円）を提供している。

　開催時間は10時～19時（最終日は17時まで）。今月5日まで。