小倉駅新幹線口近くの起業家カフェ「カウサ」(北九州市小倉北区浅野2、TEL 093-521-6969)で5月17日・18日、新潟県十日町市産のお米を堪能するイベント「にほんいち手巻き寿司の会」が開催された。
同市魚沼産の「日本一おいしい」とされるコシヒカリと全国の「日本一おいしい」食材をつなぐ「にほんいちプロジェクト」の一環。缶詰博士として新聞やテレビなどで活動する黒川勇人さんが監修し、コメディライターの須田泰成さんがプロデュースした。
会場では、約40人の参加者がテーブルに並べられた「ハバネロサーディン」や「みそカレー味のさんま」などの缶詰や、参加者が持ち込んだ「小倉ぬかみそ炊き」、「明太子」、「ソーセージ」などの具材で、参加者が思い思いの「日本一のコラボ手巻き寿司」を楽しんだ。
須田さんは「皆さんが自慢のおいしいものを持参してきたことで、本当の意味で魚沼産コシヒカリとコラボができた。カウサとのコラボも3年目を迎え、今後も関係性を熟成していきたい」と抱負を話す。
十日町市産業観光部の桑原善雄さんは「市の観光PRはこれまで都内で物産展を行うなどしてきたが、瞬間的に盛り上がるイベントではなく、各地のおいしいものと消費者をつなぐコラボでイベントをすることに切り替えた。九州には初めて上陸したが、ここで出合った『ぬか炊き』とは今後もコラボを続けたい」と話し、地元産の米のおいしさ、他の食材とのコラボの楽しさ、多彩な観光情報などを伝えたほか、じゃんけん大会なども行い会場を盛り上げた。