小倉・魚町銀天街の「北九州まなびとESDステーション」(北九州市小倉北区魚町3)で3月15日、映画「ニンジャ・アンド・ソルジャー」上映会と「子どもの未来を考えるトークショー」が行われる。北九州市が主催する「地域共創イベント2014『生きる!』」の一環。
同映画は、CMプロデューサーで映画監督の袋康雄さんが「世界中に25万人以上いるといわれ、誘拐や貧困で無理やり戦争へと駆り出されるコンゴの少年兵をテーマに」昨年製作した短編アニメで、ベルリン映画祭にノミネートされた。上映後は袋さんと、少年兵の問題を課題に活動を続けている「テラ・ルネッサンス」代表の鬼丸昌也さんによるトークショーを行う2部構成となる。
「コンゴでは、いまも子どもたちが殺し合いをしている。民族紛争と思われがちだが、携帯電話などに使われるレアメタルの争奪による紛争でもある。日本人の私たちとも間接的に関係があることを知ってほしい」と袋さん。
開催時間は14時~17時。観覧無料。定員150人。参加申し込みはホームページで受け付ける(申し込み多数の場合は抽選)。