北九州市若松区の高塔山(たかとうやま)山頂展望台(標高124メートル)付近で6月18日・19日、「若松あじさい祭り」が開催される。
高塔山のアジサイは、周辺の商店街や小学校で育てられたものが毎年寄せられ、現在約5万4000株。地域住民を巻き込んだまちづくりシステムとして定着している。
今年で13回目となる同イベントは、高塔山の魅力を市内外にPRするとともに、「若松に活気を呼び込もう」と、まちづくり団体などでつくられた実行委員会を中心に開く。両日、「緑」をキーワードにした各種イベントや、地元の芸能「五平太ばやし」などのステージイベント、露天による物販などを行う。期間中はアジサイのライトアップも。
「この時期、アジサイは見頃。県内でも有数のアジサイを楽しんでほしい」と同実行委員会企画担当の中村さん。会場内には募金箱を設置し、ステージイベントなどで東日本大震災支援のための義援金の呼び掛けも行う。
開催時間は10時~16時、期間中、若松渡場より高塔山行き無料シャトルバスを運行する。高塔山公園内に約250台分の無料駐車場も設ける。