小倉駅3階コンコースで10月3日、期間限定で九州各地の地ビールが楽しめる「クラフトビアステーション小倉」が始まった。
「ブルーマスター」の加藤社長は、アメリカのクラフトビールメーカーで修行し2002年、福岡市城南区で開業した。
「アミュプラザ」東館入り口前の特設会場に立ち飲みを含む約40席の客席を設け、「ブルーマスター」(福岡市城南区)、「杉能舎」(福岡市西区)、「霧島ビール」(宮崎県都城市)の3社が計10種のビールを提供する。
開催期間が5日間だった昨年と比べ日数は倍増し、同期間開催される「オクトーバーフェスト」(勝山公園内)との相乗効果も狙い、「客単価は約1,500円、4000人の来場」(広報担当の今村さん)を目標に掲げる。「本場ドイツのビールもおいしく、飲む機会は少ないが、地元にもこうしたおいしいビールがたくさんあることを知ってほしい。ビールを通じて地域活性化につながれば」と期待を込める。
「地ビールブームが落ち着いた2002年に開業した」という「ブルーマスター」の加藤社長は「近年再び『クラフトビール』が注目を集めている。こうしたイベントで1カ月の半分以上は出掛けている」と言い、全国的なブームであることを物語る。
ビールの料金は350ミリリットル=500円~600円、500ミリリットル=700円~800円に抑えられていることも特徴。ミニカップで4種を飲み比べできる「ミニミニセット」(1,000円)も。枝豆(300円)やソーセージ(500円)などのつまみもそろえる。
営業時間は、平日=16時~22時、土曜・日曜・祝日=13時~19時。今月13日まで。