株式会社明治産業(福岡県福岡市:代表取締役 明永喜年)は、2026年1月15日(木)に福岡県福津市立勝浦小学校にて、人形師・中村弘峰氏と原田翔平氏を講師に迎えた出前授業「Next Traditional」を開催いたします。

この出前授業は、子どもたちに地域に根付く伝統工芸の魅力を伝え、ものづくりを通じて創造性や感性を育むことを目的とした教育・文化支援活動です。今回は、勝浦小学校の生徒数を踏まえ、これまで対象としてきた小学4年生に限らず、全学年が参加する特別編成で実施します。
本授業の中心講師は、「中村人形」四代目・中村弘峰氏。博多人形の歴史や制作工程、受け継がれてきた技などの座学に加え、実際に素焼き人形へ好きな色や柄を自由に絵付けします。子どもたちが“本物の伝統工芸”に直接触れる機会を創出しています。
今回は、福岡を代表する二つの伝統工芸「博多人形」と「筑前津屋崎人形」を題材にした特別プログラムです。
国内で唯一、津屋崎人形を制作する「津屋崎人形巧房」八代目・原田翔平氏も講師として参加し、それぞれの人形が生まれた背景や地域性を学んだ後、津屋崎人形の「モマ笛」への絵付け体験に取り組みます。
博多人形と津屋崎人形という異なる伝統工芸に同時に触れることで、子どもたちは「同じ福岡に根付く文化でありながら、多様な表現がある」ことを体感できるでしょう。
【Next Traditional ~博多伝統工芸出前授業~ 開催概要】
■日時 2026年
1月15日(木)9:35~11:20
■場所 福岡県福津市立勝浦小学校(福岡県福津市勝浦2255)
■対 象:全学年児童
■
スケジュール
9:35― 座学
(福岡の伝統工芸、博多人形の歴史や特徴、絵付けの工程、津屋崎人形作品制作について など)
10:35 ― モマ笛(津屋崎人形)絵付け体験
11:20 ― 終了

筑前津屋崎人形巧房:モマ笛
■講師プロフィール
中村 弘峰(なかむら ひろみね)氏
福岡県福岡市生まれ。中村人形四代目。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、同大学大学院美術研究科修了。父の中村信喬に師事。福岡県太宰府天満宮干支置物制作、博多祇園山笠土居流、舁山制作。
伝統を重んじながらも現代性を取り入れた斬新な作品を発表。代表作に「江戸時代の人形師が現代にタイムスリップしたら」という発想から、現代アスリートと五月人形を融合させた「アスリートシリーズ」や、雅な紋様をあしらった「動物シリーズ」がある。従来の概念にとらわれない斬新な作品ながら、古来人々が人形に願いを込めてきたように、いまも変わらない「祈り」を託している。
●公式サイト
https://www.nakamura-ningyo.com/hiromine/
原田 翔平(はらだ しょうへい)氏
250年の歴史を持つ「筑前津屋崎人形」。その伝統を背負う八代目。当初工房を継ぐことは考えておらず、大学卒業後公務員として働いていた。しかし、展示会に来場したお客様から「以前購入した人形を我が子のように大切にしている」という声を聞き、津屋崎人形が多くの方に愛され今まで残ってきたことを知る。それをきっかけに正式に弟子入りをし、一から人形作りを学ぶ。現在は、津屋崎人形を受け継ぎ、次代に残すために励んでいる。
●公式サイト
https://tsuyazaki-ningyo.stores.jp/
■ 本取り組みについて
「Next Traditional」は、株式会社明治産業とラブエフエム国際放送株式会社が2022年より共同で展開している文化・教育支援プロジェクトです。
子どもたちが地域の伝統や文化に誇りを持ち、自ら考え、創り出す力を育むことを目的としています。
■ 伝統工芸×現代作家 ― ゲスト講師とのコラボレーション
「Next Traditional」では、中村弘峰氏による授業を軸としながら、
回によって特別ゲスト講師を迎えるコラボレーション形式も取り入れています。
2025年10月には、造形作家・鹿児島睦氏を迎え、伝統工芸と現代造形表現が交差する特別授業を実施しました。
このように本プロジェクトは、
伝統工芸を固定化された文化ではなく、次代へ更新されていく“生きた文化”として伝えることを大切にしています。
株式会社明治産業は、LPガス供給をはじめリノベーション・不動産管理など「住」に関わるサービスを提供しています。また、持続的に活気ある社会・街づくりに貢献するため、子どもたちが創造の楽しさを知り、地域の伝統的価値や歴史的な視点を学ぶ機会を支援しています。