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小倉で仏伝統人形劇「ギニヨール」-フランス人人形師が日本初公演

「会場の子どもたちとコミュニケーションしながら演じる。フランス人特有の笑いを日本語のせりふに翻訳するのは苦労したが、フランスの明るい笑いを楽しんでほしい」とフュステェールさんは5体の人形を1人で操る。

「会場の子どもたちとコミュニケーションしながら演じる。フランス人特有の笑いを日本語のせりふに翻訳するのは苦労したが、フランスの明るい笑いを楽しんでほしい」とフュステェールさんは5体の人形を1人で操る。

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 アジア太平洋インポートマートビル(北九州市小倉北区浅野3)3階の「子育てふれあい交流プラザ」で4月28日、人形師のセバスティアン・ドゥ・フュステェールさんがフランスの伝統的人形劇「ギニヨール」を上演する。

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 ギニヨールは「フランス人なら誰でも知っている」伝統的なキャラクターで、現地では、週末ごとに各地の公園や専用劇場で演じられている。「日本ではあまり知られていないが、フランスでは『世相を風刺』するなどで老若男女を問わず人気がある」という。

 今回の演目は「ミシェルおばさんの井戸」。数あるギニヨール劇の中から、フュステェールさんが選び自ら台本を執筆。翻訳にあたってはパリ在住の日本人と国内の紙芝居作家の手を経て出来上がった。「会場の子どもたちとコミュニケーションしながら演じる。フランス人特有の笑いを日本語のせりふに翻訳するのは苦労したが、フランスの明るい笑いを楽しんでほしい」とフュステェールさんは5体の人形を1人で操る。

 フュステェールさんは1998年ごろ、教師のアシスタントをしていたときに、小学校を公演で訪れた「中国の影絵」に出合い、「アジアの人形劇文化」の魅力に取りつかれた。その後、「影絵」や「文楽」鑑賞のため、フランスと中国や日本の間を何度も行き来。さらに、北京の影絵劇団に入門し「影絵劇」を習得した。

 2003年には自らの劇団「Theatre de la Lanterne(シアター・ドゥ・ラ・ランタン)」を立ち上げ、フランスで活動を開始。その後、「北京に向かう特急に乗車中に出会った日本人の縁で」来日し、「日本でフランス伝統人形劇を紹介したい」と思い立ち今回の公演にこぎ着けた。日本での本格的な公演活動は今回が初めて。

 開演は14時。観覧無料(同施設入館料は別途必要)。

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