小倉経済新聞の上半期PV（ページビューランキング）は、「お好み焼き いしん」（北九州市小倉北区魚町3）の新メニュー「お好み焼きカレー」を取り上げた記事が1位になった。

　ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。同店の記事では、これ以外に「冷やしつけお好み焼き」（5/31）が19位に入るなど、新メニュー開発への熱意が注目された。

　上位10位のランキングは以下の通り。（カッコ内は掲載日）

1. 小倉のお好み焼き店が「お好み焼きカレー」－FBの反響で新メニュー（3/16）
2. 小倉の「非豚骨ラーメン店」が3周年－ラーメンフェスで4位、じわじわ人気に（4/5）
3. 小倉南区のラーメン店「麺屋 新月」、「店主仲間に支えられ」開店1周年（2/06）
4. 北九州戸畑に「二郎系」ラーメン店「だるま」－こってり味とボリュームが特徴（1/16）
5. 小倉にミニ・バン移動カフェ－元スタバ・バリスタが「貯金をはたいて」開業（5/8）
6. 北九州・遠賀・築豊地域のラーメン店がタッグ－「13店の食べ歩きマップ」作成（6/7）
7. 八幡で「伝える→電話・ケータイ展」－コミュニケーションの変遷紹介（3/26）
8. 北九州・八幡につけ麺主力店「麺屋 新月」－小倉から移転オープン（4/25）
9. アニメ・サブカルの複合商業施設「あるあるシティ」、小倉駅新幹線口に開業（4/27）
10. 小倉にスイーツカフェ＆バー「ベツバラ」－深夜でもできたて提供（3/6）

　上位10位内には「ラーメン店」関連記事が目立ち、5本がランクイン。独自のクーポンや「ラーメンマップ」を作成した「六倉会」や、ラーメンブロガーらとの「北九州ラーメンフェスティバル」開催など、ラーメン店店主らの活発な活動が注目されている。

　第5位には「1963年式オースチン・ミニ」を改造した「移動カフェ」がランクイン。オーナーの宮形さんは、大手チェーンのバリスタでは経験できない、「お客さまとのコミュニケーションを大事にした結果、この移動カフェを思いつき、貯金をはたいて開業した」と話した。

　第9位には、小倉駅新幹線口に開業した「アニメ・サブカルの複合商業施設 あるあるシティ」の記事がランクインした。約5年間閉鎖されていた「旧ラフォーレ原宿小倉」跡で、小倉中心市街地では久々の大型店オープンということもあり、テーマの「サブカル」と合わせて注目された。

　今年10月には小倉で「B1グランプリ」が開催される予定で、B級グルメへの注目度が上がっていることや、リノベーションによる遊休不動産の利活用で、若い商店主が生まれつつある小倉駅周辺の、新しい店舗やサービスなど、下半期も独自の目線で新しい動きに注目していきたい。