小倉・馬借のジャズバー「ろぷろぷ」(北九州市小倉北区馬借1)が5月10日からランチ営業を行い、カレーを提供している。
店舗面積は約10坪、席数は10席。店主の高田まさみさんが昨年6月バーとして開業した同店。「昼間の空き時間を使って営業する二毛作営業」でカレーを提供するのはイベントディレクターとして活動している安藤行彦さん。高田さんは、約30年前から音楽業界に深く関わってきた安藤さんとは旧知の仲だったといい、「アンディー(安藤さん)の作るカレーが特別おいしかった」のでランチ営業を持ち掛けたという。
「細かく刻んだ季節の野菜と牛肉ミンチを数時間かけて炒め、うま味を引き出したオリジナルカレー」。以前から料理が趣味だった安藤さんが、約1カ月試行錯誤の末、「店で提供するからには、幅広い客層に受け入れられなければいけない。スパイスは利かせてあるが、小学生でも食べられるカレーに仕上げた」と話す。
カレー1杯の料金は「500円にこだわった。この材料で原価計算すれば700円程度で提供するのが妥当と思うが、多くの人に何度も来ていただきたい」と安藤さん。毎日10~20杯程度提供しているといい、「本業の仕事に差し支えない程度で頑張って行きたい」と抱負を話す。
メニューは「カレー」(ミニサラダ付き500円)、「アフターコーヒー」(100円)など。テークアウト(500円)にも応じる。
営業時間は11時~16時。土曜・日曜・祝日定休。