小倉の「京町銀天街」一帯(北九州市小倉北区京町1~2)で11月16日、商店主らが突然店頭でダンスをする「踊って!!京町」が行われる。主催は同銀天街の協同組合。
常盤橋から魚町銀天街に接続する東西約200メートルの商店街の店主らが、地元のダンス同好会らの協力を得て、フラッシュモブとしてオリジナルダンスを披露する。「化粧品店、お茶屋、げた屋、時計屋、文具屋の店主らが、オリジナルの歌詞で歌って踊る」(協同組合理事長の辻利之さん)といい、本番を間近に控え、稽古に熱が入っている。
隣接する北九州芸術劇場(室町1)が3年前から同銀天街を舞台とした「演劇フェスティバル」を開催してきたことがきっかけで、商店主らの中に「歌やダンスをテーマにしたまちづくり」の発想が芽生えた。一般の参加者も募り、振り付けや構成にはダンスパフォーマーとして各地で公演する百田彩乃さんを迎えた。「普段接するお店のおやじたちが突然踊り出す。熱演を見てほしい」と辻さん。
開催時間は14時30分~。同日10時から14時まで、「京町町衆海衆秋まつり」も行われ、藍島で捕れる魚介類や「牛たん串焼き」などの販売も行われる。