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小倉の着物店に期間限定浴衣コーナー、着物ブーム反映し男性用充実

浴衣の着付けを体験した記者(左)と、梅根社長(右)
記者はトラ柄の浴衣(7,980円)にドクロマークの帯(12,800円)を着用中

浴衣の着付けを体験した記者(左)と、梅根社長(右) 記者はトラ柄の浴衣(7,980円)にドクロマークの帯(12,800円)を着用中

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 紫川常盤橋そばの着物店「呉服のうめね」(北九州市小倉北区室町2、TEL 093-591-5298)で現在、浴衣専門コーナー「2011 UMENE×YUKATA」が展開されている。

店舗2階の和室には数々の女性用浴衣が並ぶ

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 夏季限定として「女を魅せる 男を上げる」をテーマに展開する同コーナー。花火大会などに向けた女性用に加え、近年の男性着物に対する需要の増加も受け、1000枚を超える浴衣を並べる。

 男性用の浴衣コーナーも設け、浴衣約100枚のほか、帯、下駄、小物入れなどもそろえる。同店では反物からオーダーメード浴衣を仕立てることもできる。

 価格は2,980円から。浴衣や帯の選び方、小物についてのアドバイスを行い、初心者には着付けや振る舞いなども指導する。

 浴衣は元来「湯帷子(ゆかたびら)」という湯上りに着用する寝巻きのようなもの。呉服店などで反物を購入し、家庭で浴衣に仕立て上げるというのが一般的だったが、20年ほど前から既製品として完成した浴衣が市場に流通し始め一般に普及した。

 「浴衣や着物はそもそも普段着で、決して難しいものではない。浴衣や着物は本来さまざまな意味を持つ。厄除けや長寿、健康祈願などの思いが込められている。そこに込められた思いをより多くの人に伝えたい」と店主の梅根さん。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。8月20日まで。

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