「ミクニワールドスタジアム北九州」(北九州市小倉北区浅野3)で合宿中のラグビーチーム「Sunwolves(サンウルブス)」の主要メンバーが2月3日、北九州市医療センター(馬借1)を訪れトークイベントを行った。
【関連画像】イベント終了後、サインに気軽に応じたほか、記念写真の撮影もした
主将のリーチ・マイケル選手や北九州出身の山田章仁選手ら5人が同施設を訪れ、病室から出られない患者2人を慰問した後、「ラグビーをしたくてもできない方を勇気づけたい」(リーチ・マイケル選手)とロビーでのトークイベントを行った。
サンウルブスは世界最高峰のラグビーリーグの一つである「スーパーラグビー」に日本から唯一参戦するチームで、参戦して今年で3年目。昨年から北九州でプレシーズン合宿を行っており、今年のチームの目標として「(スーパーラグビー)上位5チーム内に入ること」を掲げている。
会場では入院患者から食事の量を尋ねられ、「ステーキを800グラムくらい」「炊飯器から直接食べる」「豚骨ラーメン7~8杯」「すし80貫くらい」など、体力勝負の選手ならではのエピソードを明かした。
自分より体の大きな選手と立ち向かう時の恐怖心の克服方法を尋ねられたリーチ・マイケル選手は「怖いものは怖い。でも、自分が立ち向かわなかったらチームメートががっかりする。その方がもっと怖い」と話した。
同スタジアムでの練習は2月8日まで、一般公開している。