紫川河畔の商業施設「紫江’s」(北九州市小倉北区船場町)1階に、アウトドアブランドの「モンベル」(本社=大阪市)が出店することが分かった。
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1月15日、同社のホームページで「モンベル小倉店」の出店計画を、「柴川沿いにあり、夏にはウッドデッキで涼みながら小倉城を眺められるリバーサイドストアです。北九州市街を見渡すことのできる皿倉山や、少し足を伸ばせば日本三大カルスト地形の一つに数えられる平尾台など、アウトドアフィールドに恵まれた北九州エリアで、みなさまのご来店をお待ちしております」(原文ママ)と明かした。
2000年7月に開業した同施設。オープン当初は「聘珍樓(へいちんろう)」「聘珍茶寮」「SARIO」「欣葉(シンイエ)」「凛凛(りんりん)」などの中国料理専門店と、中国雑貨店「ニイハオ」が入居する中国をテーマにした施設だった。近年は肉料理専門店「SAIKOUGYU(さいこうぎゅう)」やイタリアンレストラン「プリマヴェーラ」、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」が営業していた。
昨年末「プリマヴェーラ」と「びっくりドンキー」が退店したことで、1階約150坪のスペースが空き、次に入居するテナントが話題となっていた。
同施設は、地階にある「北九州市水環境館」部分を北九州市が所有し、「井筒屋」との区分所有となっている。1階への同ブランド出店は、所管する市水環境課の施策でもある「水辺の快適空間創造」に沿ったものとなった。市担当者によると「紫川を活用したスポーツアクティビティーの拠点になるよう期待している」という。
オープンは4月27日を予定する。