門司港の「門司11号岸壁」(北九州市門司区東港町)に5月29日、ロシアの富豪・アンドレイ・メルニチェンコさん所有の豪華ヨット「A」が停泊した。
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神奈川新聞ニュースサイト「カナロコ」によると、同ヨットは「港湾関係者らでつくる『スーパーヨット誘致会議・日本』の誘致活動が結実」し、4月19日早朝に横浜港に初入港。以来、沼津や神戸、広島などの寄港地で目撃情報が相次いでいる。
欧米を中心に大富豪が所有することで知られる「スーパーヨット」と呼ばれる大型船で、個人所有としては異例の大きさの全長約119メートル、総トン数5,959トン、フィリップ・スタルクさんデザインの端正なフォルムと真っ白の船体が特徴となっている。
近くのマンションに住む読者から寄せられた情報によると、「前日まで博多沖に停泊している情報を目にしていたので、朝窓を開けてこの船が目に飛び込んできて驚いた。6時30分ころから約30分かけて着岸した」とその時の様子を話した。近くにいたスタッフらしい外国人に問いかけると「乗船者は誰か、その国籍も答えられない」と応じ、メルニチェンコさんが乗船しているかどうかは不明。
北九州市港湾局のサイト「北九州港外航船舶岸壁利用状況照会」によると、6月12日離岸する予定。