北九州市や近郊エリアの雑貨店やカフェ、ブティックなど26店舗が協力する販促企画「街のお店に行こう」が始まって2カ月が過ぎた。
来店客が所定のスタンプカードを提示すると、用意したプレゼントや割引が得られるシステムで、ヨーロッパのビンテージ雑貨を主に扱う「イエンカン・ブロカンテ」(北九州市小倉北区井堀3)店主の福田幸美さんが、旧知の友人やマルシェ出店で知り合った同業者、知人の店舗オーナーに呼び掛けて始めた。
福田さんは「毎年、梅雨から夏にかけて個人経営店は集客に苦戦している。特に今年は梅雨の豪雨の後の記録的な酷暑で、お客さまが外出したがらず経営は厳しい。来店の動機付けや、まだ知らない店へ足を運ぶきっかけになれば」という。開始から2カ月が過ぎ、「SNS中心に告知を呼び掛けてきたがまだあまり効果が出ていない。お店同士がつながることで何かを生み出せたら」と期待を込める。
9月9日まで。スタンプカードは各店で入手できる。